人生の変わり目には実は目印があります。それは、そうしたときには手をさしのべてくれる人が現れる、ということです。そのさしのべられた手に気づかないと良い方向には行かないし、そういう人は例外なくチャンスを逃します。
さしのべられる手というのは一見些細なものである場合が多い。それに気がつけるかどうかが運命の変わり目。それに気がつける人は大きく二通り。
1つ目のタイプは才能にあふれ自他ともに認めるような天才型の人。こういう人は瞬時にそうした目印をつかみ取る天性の才覚があります逆に言えばだからこそ天才型とも言えるのです。
もう1つは謙虚さや感謝の心を持っている人。最初のタイプの人は努力しなくても天性の才覚で気がつくからそもそもこうしたことを考える必要がありません。
でも、ほとんどの人は当てはまらないのも事実。だから現実的には「謙虚さ」と「感謝の心」を常に持つことが大切。タロットカード12番の「吊るし人」のモデルは自分に自分を捧げて祈った北欧の最高神オーディンだと言われています。最高神なのに祈りを捧げる、この謙虚さには見習うべきものがあります。またこの 「謙虚さ」と「感謝の心」を常に持つ 為には寛容さが大切なことも事実でしょう。
逆に気がつかないで逃す人のタイプは結構はっきりしています。簡単に言えば「謙虚さ」と「感謝」が足りない人です。例えば、
人が何かをしてくれても「当たり前」と思っている人
助けてくれる人がいてもそれに甘えて終わる人
人が何か一部を手助けしてくれたときに「どうせなら」とか「もっと」という感じに不満を持つ人
口先では感謝の言葉をいいながらさらに助けを引き出そうとする人
何かにつけ不平不満や文句が多い人
すぐに自分に言い訳をしたり人のせいにする人
こうした人はほぼ確実に人生の大きな変わり目を悪い方向に導きます。
実際私はこのような人たちが人生を大きく好転させるチャンスを逃していくのをたくさん見てきました。これを読んでくださっている方が、どうか誰にも必づどこかで訪れる、人生を大きく好転させるチャンスを掴んでくださることを祈っています。